実は私、一時期、急に「源氏物語」にはまったときがありました。
中学生か、高校入りたての頃かな?
はじまりは
『あさきゆめみし』大和和紀 という源氏物語をテーマにした漫画。
いろはにほへと〜で終わるシーンの紫の上が美しくて、うら若き心にジーン

ときたものです
amazonみてたら、瀬戸内静寂をして
大和和紀さんは20世紀の紫式部とありました。ほう。
この頃、こういうちょっと古い時代の(漫画)本が好きだったのよね。
『はいからさんが通る』大和和紀『なんて素敵にジャパネスク』『ざ・ちぇんじ』氷室冴子 これは漫画と小説と両方ある
『王家の紋章』細川知栄子とか。
このブログ始めてから、自分がけっこう漫画読んできたことに気がつきましたよ。改めて。
で、私の歴史認識は、この辺からだいぶ影響受けてますね。
「王家の紋章」で出てきた、ヒッタイトとかバビロニア王とかが、学校の世界史に出てきたたとき、もううれしくなっちゃって、迷わず選択は世界史にしましたよ。
『あこがれ冒険者(アドベンチャー)』あさぎり夕でインカ帝国がちょーかっこよく描かれてたものだから、すっかり憧れちゃっていたことも
世界史に後押ししました。
いいのか!それで?という感がなくもないけど。
まあ、その後、世界史にどっぷり
はまったので、結果オーライということで

もうすっかり忘れたけど。。
それで、
「あさきゆめみし」を読んでたら、本物の「源氏物語」が読みたくなってきて
当時、近所で最も大きい本屋にかけこみました。
ー小さい頃、その本屋の人に憧れて、いつかそこで働く人になりたいと思ってました。
でも、いざ自分がバイトできる年齢になったら、「時給が安い」というしごく現実的な事実に直面し、
ショックを覚えたものです。
いと儚き夢かな。。
わけもわからず、その辺にある源氏物語を手にとってみる。
谷崎源氏
与謝野源氏
ダメだ、、どれも私には読めそうな気が全くしない。
そこで発見したのが
『新源氏物語』田辺聖子
これならいけそうだ

文章の読み易さが決めてとなりました。
それから夢中になって読みました。
「あさきゆめみし」で大まかなあらすじは頭に入っていたので
「あ、ここはちょっと違う」「ここはこんな背景があったのねー」
とか考えながら、すっごく楽しめました。
後から考えると、ここで偶然にも田辺源氏を手にしたことで、源氏物語が私にとって
明るい恋物語の印象が強くなったのでしょう。
というようなことを
『私本・源氏物語』 田辺聖子 を見かけたら思い出して (つか、前置き長すぎ!)
なつかしさと共に読みました。
あとがきにありましたが、「新源氏」が「陽画」なら、こっちの「私本」は「陰画」というのが著者本人談だそうです。まさに表と裏。田辺聖子さんならではの、おあそび小説。
光源氏の従者の一人”伴男”が語る、庶民の視点からみた
源氏物語パロディ版ですね、ほんと。
光の君のちょっとだらしない様子やぼやきと、
主要な
レディー達がちょっと面白くなって出てきます。
うまいっと思ったのは、花散里→色散里。うーん元祖癒し系。
「光源氏って、ただの女たらしじゃん。ただ美形で血筋が良かっただけじゃん。」と源氏物語を読むと一度は考えてしまう名作に対する邪推な心に、一抹の灯火がっ。
キケンキケン(笑)
とても楽しめました。
posted by ちい at 23:56| 神奈川

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